200609

全然blogを書いていなかった。

 

会社に出てくると結構暇になる。

でも、仕事終わって「指示くださーい」と口頭で言わずにチャットにその旨を投げておけばいいので楽だ。

仕事が振られないのは私のせいではないので空いた時間にこうしてblogの下書きを書けたりする。

 

昨日は映画の感想しか書いていないので、最近のことを書こうと思う。

 

 

 

6月からテレワークが終わった。

あれだけ嫌だった電車通勤もなんだか当たり前になってしまった。

公共交通機関が嫌なことに変わりはないが。

それよりもマスクを着けて仕事をしているというのが非常にストレスがたまる。

 

お昼にヘビロテしている店たちはまだ何とか無事だった。

先週は一品注文に多くつけたりして店の売り上げに貢献した。

 

手も洗っているし帰ったら真っ先に風呂に入る。

これで感染したらそれはもう運が悪かったということだろう。

世の中なるようにしかならない。

 

映画館や美術館も営業し始めたのでちょくちょく出かけようと思う。

何が不要不急だ。私は必要必至で生きている。

 

私は中村一義キャノンボール

 

“僕は死ぬように生きていたくはない”

 

という歌詞が好きなのだが、本当にそう思う。

 

 

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5月の末頃、ポルノグラフィティの過去ライブ映像を3夜連続Youtubeで配信するという「LIVE ON LINE」という企画が行われた。

それを見て過去のライブ円盤を一気に4枚も買ってしまった。

ソニーの公式ショップは送料がタダだったのでありがたい。

 

買っても居間のテレビは親が使っているので部屋のパソコンで見るのだが、学習机に置いたノートパソコンをオフィスチェアに座って白白とした蛍光灯の下でライブ映像を見ても全然盛り上がらない。

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そのため、部屋の真ん中に物置にあった花台を持ってきてノートパソコンを置き、布団を背もたれっぽくしてベッドをソファーにし、部屋を暗くし電飾を配するなど出来る限り雰囲気のいい視聴環境を作り出して毎晩のようにポルノグラフィティのライブ円盤を見まくるというのをしばらくやっていた。

めちゃめちゃ楽しかった。

 

正直こんなに真面目にライブ円盤を鑑賞することが今までなかったかもしれない。

居間だと親の目があるのであまり騒げない。

 

ぬいぐるみをひざに抱き、踊り、タオルを振り回し、アップになった晴一さんのギタープレイを見ながら或いは昭仁さんの超絶ヴォーカルや時折見せる謎の動きに「あぁあぁぁあぁあぁぁあぁ~~~~~何今の~~~~~~~!!!!」となりながら足をバタバタさせるのはめちゃくちゃ楽しい。

 

実はライブ円盤を見すぎて好きのキャパがオーバーしたためblog用に「ポルノグラフィティと私の20年」という長文を熱量に任せてWord原稿4ページ分ぐらい書いたのだが読み返しても全然面白くなかったのでボツになりました。

 

ふえぇ~~~~早くライブに行きたいぃ~~~

 

 

 

毎日気が滅入りそうな話題で世の中は溢れている。

なぜ人は不正を行うのか。なぜ人は差別をするのか。なぜ人は他者に罵声を浴びせるのか。

気が滅入る。まったく以て気が滅入る。

 

 

嫌なら見なければいいのだし、私は極度に見たくない話題はなるべく見ないように心掛けているが、例えば人の尊厳にかかわるようなことだったり、自分が生きていくうえで必ず関わりがあるような話題もあったりするので、そういうときどうすればいいのだろうと思う。

 

私は私のことが一番大事だし、私のことで精いっぱいだから他に何も抱え込む余裕がない。

 

だから、声を上げない人間は問題意識に欠けて事なかれ主義で無関心で思考停止したバカな民衆だ。と罵られても「そうかもしれませんね。」としか言えない。

 

私はでかい声の人間が怖い。

大きな運動が起こりやすい事象というのは往々にしてわかりやすくデフォルメされている。

本当にそれは『声なきものの声』なのか。

 

確かに、目に見えないと、声に出さないと、形にならないとそれは存在自体が「ない」ものとされてしまう。だからみんな必死に大きな声で主張をする。

 

足が竦むようなとてつもない恐怖の中で勇気を出して振り絞った声で何かを変えようとする行為は決して間違ってはいないし、それがきちんと「ある」ものとして認められ、世の中の価値観が変わっていくに越したことはない。

 

でも、世の中の人がみんなそうなれるわけではない。

共感されない、大きな流れも起こせない、言葉や形にならない誰にも理解されない悲しみや苦しみを抱えながら生きている人のほうがずっと多いと私は思っている。

 

タイトルに引用したのはLOST IN TIMEの「その名前を」の一節。

http://j-lyric.net/artist/a03f705/l0232b4.html

その名前を

その名前を

 

10年前のアルバムに収録された曲だが、今の世の中の状況にぴったりくる曲だと思う。