時は令和2年。
ヲタクはBlogの更新をすっかり忘れていた。
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2019年年間ベストの話
┏CD
— 奏 (@emit_efil) 2019年12月30日
💿Base Ball Bear「ポラリス」
💿土岐麻子「PASSION BLUE」
┏ライブ
🎵NEWS DOME TOUR 2018-2019 EPCOTIA ENCORE
🎵ポルノグラフィティ 20th Anniversary Special LIVE “NIPPONロマンスポルノ‘19〜神vs神〜”
┏本
ホーソーン「緋文字」
木野工「襤褸」
湊かなえ「落日」
2020年も明けて半月が過ぎた。
昨年の年間ベストの記事を書こうと思っていたのだがズルズル書けずに今に至る。
Twitterで作品名だけピックアップしたが。
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アルバム
本当はもっといろいろあるはずだが書くのに体力を使うのでピックアップの2枚のみ。
GRAPEVINEとかOGRE YOU ASSHOLEとか堂島孝平とか君島大空とか長谷川白紙とかスガシカオとかなんかいろいろあるけども。
3人体制になってから2枚目の作品。
「光源」に比べるとぐっとスリーピースバンドとしての深みを増したバンドアンサンブルを聴くことが出来る。
メジャーデビューの頃から彼らの音楽を聴いてきて(ラブポ期は若干離れていたが、、、) 作品をリリースする度に着実に進化しているのがわかる。
バンドとともに歳を重ねることの意味を彼らの音楽を聴く度に思う。
ポラリス収録の「Flame」は、昨年リリースされた楽曲のなかでは多分一番好きで聴いていた印象がある。
この曲で歌われているものがまさに歳を重ねるごとに消えていく情熱や背負ってしまった悲しみ、それでもまだ燃え残るものだったりするので昨年の自分にはかなり刺さった。
野音でひんやりとした秋の夜風の中でこの曲を聴いたときの感覚がずっと残っている。
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土岐麻子「PASSION BLUE」
【Amazon.co.jp限定】PASSION BLUE(CD+Blu-ray Disc)(デカジャケ付)
- アーティスト:土岐麻子
- 出版社/メーカー: A.S.A.B
- 発売日: 2019/10/02
- メディア: CD
『今』の私に刺さる作品といえば、土岐麻子のPASSION BLUEもである。
生きていく中で人は様々なものに縛られる。
他者の無遠慮な言葉は呪いのように私たちの可能性を奪っていく。
そんな呪いを軽やかに解いてくれる魔法がこの作品にはある。
人間が生きていくことの美しさと肯定。
『生きづらさ』に寄り添ってくれる音楽。
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LIVE
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NEWS DOME TOUR 2018-2019 EPCOTIA ENCORE
2019/1/6 東京ドーム
初めて東京ドームに行った。
NEWSのファンになったとき、いつか私も東京ドームに行くことがあるのだろうかと思っていた。
15周年が終わり、私は彼らのファンになって5年が経っていた。
彼らのファンになって様々な景色を見てきた。
初めて行ったライブで見た会場中を包み込むペンライトの光、数々のコンセプトに基づき緻密に構成された各ライブツアーの演出は毎回新鮮な驚きを与えてくれる。
もちろん15周年の味スタで見た美しい花火のことを今でも鮮明に思い出すことができる。
そして、この初めて行った東京ドームで見た、SPIRITでの気高く美しいパフォーマンスや「生きろ」で黄色いペンライトの中で歌う彼らの姿はMVでイルミネーションライトに包まれ歌う姿と重なって涙が止まらなかった。
趣向を凝らされたソロコーナー、アリーナからスケールアップした演出、あんなに大きな空間で全く距離を感じさせなかった。
その後続くWORLDISTAへの布石、収録された歌声は後日LOVE STORYとしてリリースされるなどのサプライズはライブが終わっても尚2019年の彼らの活動へつながるものだったこともこのライブが私の中で印象的になっている要因だろう。
彼らのおかげで私は新しい景色に触れることができる。
私を東京ドームに連れてきてくれてありがとう。
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ポルノグラフィティ 20th Anniversary Special LIVE “NIPPONロマンスポルノ‘19〜神vs神〜”
2019/9/7・9/8 東京ドーム
まさか年に2回(3回?)も東京ドームに来ることになるとは思わなかった。
そしてファンクラブに入ることになるとは。
ツアーの度、love up!ブースを横目に見ながら「いつか入りたいけどなぁー」と言いながらずるずる入らずにいた。
そして20周年の東京ドーム公演発表、このタイミングで入らずいつ入る⁉
私がポルノグラフィティの曲を聴き始めたのは中学生のころだった。
デビューの頃からあれだけ売れていた彼らの曲は知っていたけれど、まともに聴き始めたのはミュージックアワーから。
初めて買った彼らのCDはサウダージ。
ラジオも毎週聴いていたしアルバムもコンスタントに買っていた。
しかしながら私は大学生になりゴリゴリにオルタナティブな音楽を聴き漁るようになってしまい、m-cabiやセルフタイトル期はごっそり聴けていない(あとから音源は入手しているが)。
∠TRIGGERでようやくコンスタントにアルバムを買うようになり、15周年のタイミングでようやくライブに行きはじめた。
この出戻りファンが、、、東京ドームに行くようになるとは、、、
でも、あの場所に行けて本当に良かったと思っている。
5年ライブに通って、毎回リリース作品チェックしてればそりゃもう好きで好きでしょうがなくなるのに戻るのはあっちゅう間だよだって元から好きだったから、、、
あの2人が20年間、いや、それよりもっと前からずっとポルノグラフィティというバンドで決して手放さず守り続けてきたものがなんであるのかがこの2日間のステージに全て体現されていた。
音楽に夢を見ることを、夢を見せてくれることを彼らは決してやめない。
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本
本は今年読んだものなので落日以外はめちゃくちゃ古い。
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ホーソーン「緋文字」
GRAPEVINE「Scarlet A」の元ネタは緋文字らしい。
ミーハーなヲタクなので当然読んだ。
テーマとしては背負った罪は許されることはあるのかだったり、罪を負った人間に対してそれを裁くことや、罪の象徴である緋色のAが話が進むごとにその意味が変化していく様を描いている。
現代では罪や過ちを犯した人間は際限なく叩かれる。
「正しさ」や「正義」を振りかざして他者をそこまで糾弾する人間の愚かさは現代社会にも通じるところがあるし、そんな中で強くしたたかに生きていく主人公の姿は気高く美しい。
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木野工「襤褸」
もう絶版になってると思うのだが、図書館で借りて読んだ。
なぜこんな古い本を手に取ることになったのかというと、職場でやることが無いときに読んでいた北海道の歴史の本でこの本について触れていたから興味を持った。
現代において創作で扱われる遊郭や花街というのは華やかな世界として描かれることが多いが、実際のところはこの本で描かれているように悲惨なケースが多いのだろうと思う。
何もわからないままボロ雑巾のように扱われ死んでいく少女というのが旭川だけでなく、様々な場所の遊郭にいたのだろう。
主人公は心優しい気立てのいい少女なだけにこのラストはあまりにもつらい。
この時代に比べると女性の地位はずいぶんと向上したのかもしれないが、それでもまだ女は道具のように扱われていることがある。
そんな歴史の上で私は何を思えばいいのだろうか。
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湊かなえ「落日」
湊かなえ、ドラマや映画は見たことあっても書籍を読むのは初めてかもしれない。
ダ・ヴィンチのインタビューを読んで気になっていたのだが、ハードカバーだしなぁ、、、と思っていたのだが、ハルイチさんのラジオのゲストで来ていて、そのとき落日の話をしていて「やっぱ読みたい~~~~」って買った。
これ買うときハルイチさんの小説と八束澄子「明日につづくリズム」を買った。
全員因島出身。
脚本家と映画監督、交互に2人の視点から描かれることで一つの事件についての別の側面が浮かび上がってくるのだが、めちゃくちゃ邪悪な人間が出てくるのでそいつが怖い。なぜこんな邪悪な人間になってしまったのかまでは描かれていないのだが。
このエンターテイメント性とドライブ感はページを繰る手が止まらなかった。
それぞれの痛みを抱えながらも前に進んでいこうとする主人公二人の姿があたたかな読後感を残す。
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祖母の家から洋服をたくさんもらってきた話
祖母宅から持ち出した昭和のシャツ、二宮和也さんの働きにより染み抜き出来たので(Thank you NANOX!!!!)早速着てる。似合ってしまうぜ!! pic.twitter.com/RYpcdU1gXU
— 奏 (@emit_efil) 2020年1月12日
祖母宅から持ってきたワンピース、めちゃくちゃかわいい。千鳥格子っぽいんだけどよく見るとうさぎエッシャー。 pic.twitter.com/PdmYwhQ9to
— 奏 (@emit_efil) 2020年1月11日
気に入っているのはこの赤いワンピース。
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最近描いた絵
THE DAYのMV好きすぎる(ただしメカは描けない) pic.twitter.com/1K2I3fLpTB
— 奏 (@emit_efil) 2020年1月1日
ドームのときのTwilight,トワイライトでバラ窓背負ってるやつがめちゃめちゃ描きたかったんだけど画力が足りねぇ~~~~~ pic.twitter.com/nSRp48aTRv
— 奏 (@emit_efil) 2020年1月5日
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しまなみ海道に行きたい話