3連休の初日は金曜日だったのでユナイテッドシネマの会員デー。映画が1100円で見れる日!
見たい映画もいろいろあったので初めて劇場で2本連続見たぞ。
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY 監督:キャシー・ヤン 2020年・米
前回、スーサイド・スクワッドがちょっと個人的にイマイチだったのであまり期待しないで見に行ったのだが、今回のはとてもよかった。ハーレイ・クインちゃんとってもかわいい。これ。私が求めているのはこれ。
ジョーカーと別れたハーレイ・クインちゃんが自立した女性になるために好きなことをしまくるのだが周りの恨みを買いまくっているので街を歩けば命を狙われる。
そんな中、謎のダイヤをめぐる思惑に巻き込まれてやべーことになるという話。
とにかく好き勝手に大暴れするハーレイ・クインちゃんが最高で、あまり難しいことは考えないで見れるとっても楽しい作品。
ハーレイ・クインちゃんが最高なのは、彼女の幸せが誰かに押し付けられるような形をしていないことで、エッグサンド食べて幸せみたいなのが本当によい。
っていうか劇中に出てくるエッグサンドがマジでうまそう。
これはエッグサンド映画です。
女主人公の映画だとどうしても恋愛要素みたいなのを入れられて、新しい彼ができて幸せ!とか女同士の友情は最高!とかそういう終わり方になりがちなんだけど、この映画はそのどれでもないところがめちゃめちゃよい。
お気に入りは警察署のシーンでロケットランチャーを打ちまくるところなんですが、弾に込められてるのがカラーパウダーとかラメとかだからもうなんつーか、映え。映えを撃ってる。
もちろんおなじみのバット振り回すところもハンマーやローラースケートで戦うところもとっても最高。
ハーレイ・クインちゃんは我慢をしない。
己の欲望の赴くままに好きなことをする。
嫌な思い出のある場所は爆破する。
スーパーで金は払わない。
一瞬共闘するほかのキャラもとてもよい。
特に子供の頃に一族郎党殺されたため復讐に燃える殺し屋のハントレスちゃんがとてもカッコいい。クールな殺し屋なのにキメ台詞の練習を一生懸命したりするところがかわいい。
ハーレイは途中で新恋人のハイエナのブルースと一緒に暮らすのだが、プロモーションなどでぬいぐるみにしてもらったブルースより個人的には家にいたビーバーが気になる。あいつかわいい、、、
あと劇中の音楽もちょうカッコいい。
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架空OL日記 監督:住田崇 2020年・日本
劇場版の架空OL日記。
劇場版だからといって特に派手なことは何も起こらない。
いつもどおりの銀行で働くOLたちの日常が描かれる。
劇場版で違う点といえば、「私」の休日に友人と会う描写だとか、海外から研修に来た女の子が加わるとかそういったあたり。
あと劇場版、小峰さまがめちゃくちゃ活躍している。
本当になんでもないけどクスリと笑える部分がたくさんあって、劇場でも笑いが起こっていた。
この映画は見終わった後に日常に戻ったときにふと思い出す瞬間がたくさんある。
電源タップを見たときや、コップを洗った時のスポンジや、カバンの中のリップクリーム、、、
そしてあの驚愕のラスト。
我々はこの映画を見始めるとき、どのような映画であるかは頭にあるはずなのに、劇中は全く何の違和感もなく見始めている。
親しみを感じながら見ていたOLたちの日常に突然冷や水をぶっかけるようなあの終わり方こそがこの映画の本質というか、一番の『毒』。