来月東京に行くことにした。
じゃらんのポイントが1800ポイントあり、12月末日で失効してしまうとのことだった。
今年はたくさん飛行機に乗ったので。
こんな勢いだけで飛行機に乗れるようになったのか私は。
天気が心配だけど。
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美術館で会った人だろ
私が東京に行くのはライブに行くのが目的なことが多いけれど、美術館に行くために東京に行くことに対しても抵抗がなくなってきた。
今年はボルタンスキー観に行ったし。
今回は東京都現代美術館でやっているダムタイプの個展を観に行くつもりだ。
5年程前、美術館を3つハシゴして日帰りで帰るという気が狂ったことをしたことがある。
松涛美術館のハイレッド・センター、東京オペラシティアートギャラリーのさわひらき展、現代美術館のMOTアニュアル2014を一日で見て回った。
帰ってきてから体調がめちゃくちゃ悪くなった。
旅行中はアドレナリンがだばだば出ているので(トラベラーズハイ)めちゃくちゃ歩いても大丈夫なのだが帰ってきてからのぶり返しがひどい。
最近はオーバー30なので無理をしないように心がけている。
以前、森美術館で行われた小谷元彦展を観に行かなかったことを私は未だにひどく後悔しているので(冬で雪がひどいとか仕事が無かったとかそんなところだろう)、勢いでもいいので自分の欲望に忠実に行動することにした。
美術館に行くのが好きだ。
特に現代美術が好きなのだが、美術の教養があるというわけでもない。
美術館やギャラリーのあの白い静謐な空間が好きだし、そこに何らかのメッセージを持った作品が並んでいるというのはとてもワクワクする。
それらの作品によってものの見方が変わったり、自分の中の世界が広がったりする。
そこで受け取ったり感じたりしたものはその後も自分の中に残り続ける。
私はそういう体験を大事にしたい。
きれいだとかすごいだとかわかりやすいメッセージ性があるだとかじゃなく、言葉では表せないような人間の中の複雑で曖昧な感覚を表現できるものこそが芸術だと思う。
今のところは現代美術館に行くぐらいしか予定を立てていないけれど、また銀座のバーに行ったりしたいな。
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朝に起きられない
朝に寒いので最近は寝るときにもこもこの部屋着を着ているのだが、ぬくぬくした部屋着のせいなのか寝る前にエロい漫画を読んでいるせいなのか朝に全然起きれない。
6時にタイマーをセットしても結局ベッドから出るのは30分も経ってから。
これではよくないと思う。
試しに今日はもこもこ部屋着を着ないで寝てみよう。
エロい漫画は読むぞ。
今朝の通勤中、鈴木あみ(現表記:鈴木亜美)の「alone in my room」を聴いていた。
ざっくり言うと一人も悪くないと言いながらも人恋しいというような歌である。
サビでの
”海を眺めてる/冷たい風が空で遊んでる”
"星を眺めてる/月が私と空で遊んでる"
という呼応する歌詞がとてもいい。
一人きりで寒くなってきた時期の浜辺から海を眺めたり、窓辺で星を眺めたりという状況がすごくいいと思う。
私はいつだってそういうことがしたい。
私は小さいころからいろいろな曲を聴いてきた中でその音楽の中から立ち上ってくる風景に思いを馳せていることが多かった。
いつか私もこんな場面に出会うことがあるのだろうか。
こんな風景の中に行けるのだろうか。と。
そういう風に思っていたらたまに歌の中のような瞬間に出会うことがある。
何気なく街を歩いていて感じる光の角度や気温の感じ、吹き抜ける風の匂いや湿度。
具体的なものは何一つとしてないのだが、私が憧れているものに少しだけ手が触れたような。
もう二度と手に入らないものや私がこの先どう頑張っても触れられないものがある中で、まだこの手に触れられるものがあるのならそういうものを追いかけていたいなと思う。